2024年2月4日、関ジャニ∞は新たなグループ名「SUPER EIGHT」として再スタートを切りました。この改名の背景には、故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けた事務所の社名変更や、メンバー自身の強い思いがありました。しかし、改名の決定には意外な由来が隠されていました。それは、人気漫画「ドラゴンボール」との関連です。本記事では、改名の経緯やその理由について詳しく解説します。
改名の背景
性加害問題と事務所の社名変更
2023年10月、ジャニーズ事務所は故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、社名を「SMILE-UP.」に変更しました。この問題は、長期間にわたり広範に性加害が繰り返されていた事実が認められたことから、事務所として初めて公に認められたものです。これに伴い、関ジャニ∞もグループ名に「ジャニーズ」という文字を含むことが難しくなり、改名を余儀なくされました。
メンバーの思いとファンの意見
改名に際して、メンバーはファンクラブの会員から新名称の案を募集しました。これは「公募」ではなく、あくまで「相談」という形で行われました。メンバーは何度も話し合いを重ね、ファンの意見も参考にしながら新しいグループ名を決定しました。
改名の経緯
「SUPER EIGHT」の発案
新グループ名「SUPER EIGHT」の発案者は横山裕さんでした。彼は、初めは「EIGHT(∞)」だけでいこうと考えていましたが、「∞だけだと寂しい、物足りない」と感じました。そこで、メンバー内で「関ジャニ」に匹敵するものを考えた結果、「SUPER」を付けることを提案しました。
ドラゴンボールとの関連
横山さんが「SUPER EIGHT」を提案した際、彼は人気漫画「ドラゴンボール」を引き合いに出しました。彼は「サイヤ人もSUPER(スーパーサイヤ人)になったらめっちゃ強くなったし、俺らも強くなったよな!」と語り、メンバーたちにこの名前を提案しました。この発言は、ドラゴンボール好きの横山さんらしいユーモアと、グループの新たな強さを象徴するものでした。
改名の決定とその後
字数や字画の検討
新グループ名の決定にあたっては、字数や字画も考慮されました。大倉忠義さんが詳しい人に聞いて調べた結果、「SUPER EIGHT」が一番良いと判断されました。また、メンバーの安田章大さんが実際に文字を書いてみて、その格好も確認しました。
ファンとの関係
新グループ名には、ファンからも残してほしいとの希望が多かった「EIGHT」を英語表記で入れました。ファンの総称「エイター」もそのまま継続されることが決まりました。横山さんは「エイトとエイターの関係は変わらない」とコメントし、ファンとの絆を大切にする姿勢を示しました。
結論
関ジャニ∞からSUPER EIGHTへの改名は、単なる名前の変更ではなく、メンバーの強い思いとファンへの配慮が込められたものでした。特に、ドラゴンボールの「スーパーサイヤ人」にかけたユーモアと新たな強さの象徴は、メンバーたちの新たな挑戦を示しています。今後もSUPER EIGHTとして、彼らの活躍に期待が高まります。